日蝕ツアーのスケジュール決定

日食ツアー(7月27日〜8月2日)のスケジュール

ホブド大学観光日本語科の3年生の学生たち皆で、ガイドと日本語の研修のためにこのコースを自分たちで作りました。そのコースを見て皆様が来たら、18人の私たち学生が皆様の世話も通訳もしてあげるからたくさんの人と協力したいです。皆様ぜひ来てください。

7/27(日) 〔192km〕
[午前]
*ホブドから出発
*モドンオボー
ホブド市、ツァンバガラブ山、フフセレフ山脈が見える
*アンテナ
ハルオス湖、アグワシ島、ジャルガラント山、ソタイ山、バータルハイルハン山脈のツァスト山などが見える
*ホンギオ峡谷
*野鳥観察台(いろいろな鳥が見える)
*イシゲン丘の岩壁画と化石(石器時代
*ボル・ウブドゥグの岩壁画(青銅器時代
[午後]
*ホイト・ツェンヘル洞窟の岩壁画[石器時代] /昼食
*タヒルト盆地[匈奴時代の古墳]
*マンハン村ボトゴン部落
*ナラン・ボラグの鉱泉/夕食・泊まる

7/28(月) 〔159km〕
[午前]
*ナランボラグの鉱泉/朝ごはん
*バガ・オラーン峠
[午後]
*ムスト村のバヤンズルフ部落(鹿石を見る)/昼食
*インデルトの穴
*ボドンチ川、ボドンチ渓谷
*[鹿石の調査]
ラクダ岩
*ナリーン川の岩壁画
遊牧民の家/夕食・泊まる

7/29(火)
遊牧民の家で遊ぶ/朝、昼、夕食・泊まる

7/30(水)〔147km〕
[午前]
遊牧民の家で遊ぶ/朝ごはん
遊牧民の家から出発する
*センジト岩
*犬岩
*雲母の洞窟/昼食
*新アルタイ村のセンター
*アルタイ村のセンター
[午後]
*ゴビの大禁猟区のタヒオス/夕食・泊まる
 野生の馬、野生のロバ、ガゼル、サイガなどが見られるかもしれません

7/31(木)〔172km〕
[午前]
*ゴビの大禁猟区からアルタイ村のセンターへ出発/朝ごはん
[午後]
*ヤマーンオス渓谷/昼食
 ヤマーンオスの岩壁画
*ウエンチ村
*ハロールオボー
*ボルガン村に到着/夕食・泊まる
 ボルガン川、自由時間

8/1(金)
[午前]
*ボルガン村 自由時間 /朝ごはん
[午後]
*ホルホグを食べる/昼食
*日食を見る/夕食・泊まる


8/2(土) 〔242km〕
[午前]
*ボルガン村から出発/朝ごはん
[午後]
*ウエンチ村のダム湖
*ウエンチ川・ウエンチ渓谷/昼食
 蛇岩
*ホブド市に帰る

〔全走行距離:一週間で997km、車両:ロシア製の10〜12人乗りのワゴン車を予定〕

※皆様ぜひ来てください。私たちが待っています。




〔指導教官から日本の皆様へ〕
1.上記の旅行コースは、ホブド大学観光日本語科3年生を修了し、9月から新4年生になるクラスの学生16人が、これまで学んできた観光学、自然学および日本語の知識を生かして、自分たちで作った、日本語通訳ガイドの実習をするためのコースであり、旅行会社が実施するものではありません。コースの内容、日程等について、ご希望があれば、変更も可能ですので、ご遠慮なくご意見をお寄せください。



2.旅行中の通訳、ガイド、食事の調理もふくめ、車両の運転以外はすべて、観光日本語科の学生16人がさせていただきます。サービスの質等、至らないことがたくさんあると思いますが、将来優れたサービスのできる通訳ガイド、観光マネージメントができるようになるための実習であるということで、ご了承いただきたく思います。このコースには、私も指導教官として同行いたします。旅行中、学生に対しても、指導教官の私に対しても、忌憚のない、厳しいご意見、ご指導をいただきたいと思っております。



3.学生たちは、コースが予定通り実施できるよう、できるかぎりの努力をいたしますが、様々な事情のため、予定通りにいかないこともあるかと思います。


車両、運転手につきましては、現地事情をよく知ったベテランの運転手を雇い、車両の整備も十分行いますが、ほとんど舗装道路がなく、土や砂利、岩などの多い整備されていない道を行くコースですので、パンク、オーバーヒートをはじめ、様々な車両のトラブルが起こりがちです。また、関係者の時間に対する感覚も日本とは異なりますので、学生の努力だけでは旅行が思い通りにいかないこともあります。予定時間に目的地に到着できない、または、予定コースを変更するなどの事態もあり得るということを、あらかじめご了承ください。


4.皆既日食を見るというのが、このツアーの主目的ですが、自然現象ですので、天候が悪化するなどの事情で、日食が見られないこともあり得ることを、ご了承ください。



5.携帯電話をご利用の方は、コースのほとんどの区間で、電話が利用できないことをご承知おきください。ホブド市内と、ボルガン村センターでは、通常、携帯電話が使えますし、ホブド市からは、通信局での国際電話の使用も可能ですが、諸事情で通じなくなることもあることも、あわせてご承知のうえ、ご了承ください。

4.旅行中、事故やトラブルがあった場合、被害を最小限に抑えるための努力はいたしますが、ホブド大学としては、お客様に対し、何らの補償もできない、ということをご承知の上、ご了承ください。海外旅行保険に加入するなどの対策を、あらかじめとった上で、ご参加ください。


6.コースの参加費用は、コース出発日からコース終了日までの7日間の車両・食費の実費のみをいただきます。

参加人数によって、変更が考えられますが、目安として、日本円で2万〜3万円以内とお考えください。料金は現金で、できればモンゴルのトゥグルグで、ホブド市においでになってから、コース出発前日までに、私のほうにお支払いいただければと思います。


しかし、モンゴルは世界的なインフレの波の中、物価の高騰、特にガソリン代の高騰が激しく、予想外の物価高騰があった場合、費用が3万円を超える場合もあるかもしれません。

その際は、できるだけ早めに詳しい事情をお知らせするよう、努力いたします。

また、ホブド市にいらっしゃるまでの航空券の手配、交通費、および、ホブド市内でのホテルまたはツーリストキャンプの宿泊費は、お客様ご自身が、ご負担ください。

ホブド市内での宿泊の予約は、もちろん無料でお手伝いいたしますので、ご遠慮なくお申し出ください。

 なお、学生は、大学から出ている実習用の費用のうえに、自らも出費して参加しますので、お客様からいただくのは、お客さまがお使いになる車と食費のみです。



このほか、詳しいことについては、指導教官の私まで、直接電話またはメールでお問い合わせください。

電話は、日本からおかけの場合、モンゴル国の国番号976のあと、続けて99297429におかけください。メールアドレスは、fumichan500@yahoo.co.jp です。

               文責:ホブド大学日本語教師 木本文子