夏休み突入キャンプへ


いかしたオープンカーに乗って、
同僚と「夏休み突入キャンプ」へ。
ホブド県第5幼稚園で幼稚園教諭としての活動を終えた青年海外協力隊員です。
同じくホブド在住の隊員2名を引き連れて、
目指すは地元っこ大自慢の『ドントゴル』
 
「木が生い茂り、魚躍る川が流れている、最高の避暑地」だそうな。
意気揚々、歌いまくりで車に揺られること2時間ほど。
 

プスン!
 
止まりました。オープンカー。
男衆はこぞって車の下へ。
なかなか出てこない。
我らは車を降りて道なき道をずんずん前へ。
「この世の果てみたいな風景だね。」
ロマンチックな会話で状況をごまかしたりして…。
でも、
 

 
まじで、何もない。川もない。
ゲルもない。生き物がいない。
待っても待っても車も来ない。
 
いや、綺麗なんですよ。
壮大な景色なんですけど。
一見の価値はありなんですけど。
何も食べてないし、みんなお腹すかせて、
まるで飢えた狼のようでした。
 
で、車治る気配ないし。
でも、不思議なことに、
この人たちと一緒だと不安って感じないもんですね。
なんとかなると思えてしまいます。
 
結局
「今回は神様が『ドントゴル』に行ってはいけないと言っている。」
という、おやじの一言で山を下ることになりました。
なんだか、車も復活。
新たな目的地『ツァガーンエレグ』に向けて出発しました。
 

本来なら県の中心地から
車で1時間ほどの場所なんですけどね、
6時間以上もかかりました。
 
 
 
 
 
 
 

しかし、到着後の行動は早かった〜。
お茶の準備もあっという間。
羊の解体もあっという間。
のまず食わずでしたから。
 
 
 
 
 

お腹も満たされ、お酒が出てきて、
キャンプファイヤーも楽しみましたよ。
 
途中から記憶ないですけど、
楽しかったと思います。
 
 
 
 
 

翌朝は川原ではしゃぐ先生たちを横目に、一人グロッキー。
同僚はおばちゃんばかりだけど、みんなとっても若いんです。
ホルホグ食べて帰りました。
 
『ドントゴル』行けなくて残念でしたけど、
『ツァガーンエレグ』という
アマルティーンガザル(休む場所)も
なかなかいい所でした。
 
一度はおいで、ツァガーンエレグ。
おばちゃんの裸見れるかもしれませんから。