2015年度ホブドツアーのコースとスケジュール決定!
ホブド大学観光日本語料の卒業生たちが開催するツアーのコースとスケジュールが決まりました。
ホブド市からホブド県ゼレグ村まで、大きな湖や史跡を見ながら、万年雪のある山まで行くツアーです。
ゼレグ村は、巨人伝説のある村です。また、山へは、ラクダと馬で、遊牧民の引っ越しさながらに上っていきます。
山の上では遊牧民のゲルにホームステイ、乗馬トレッキングもします。
山上からは眼下に広がる雄大な景色が楽しめ、希少な動植物に出会えるかもしれません。
景色を楽しみ、歴史を感じ、遊牧民の心に触れるこのツアーは、ほかのツアーでは味わえないおもしろさがいっぱいです。日本の皆さん、ぜひ私たちのツアーに参加してください。


一日目 7月22日{水曜日}
ホブド市〜ハルオス湖〜マンハン村〜ゼレグ村(車で移動)
午前
ホブド市を車で出発
1.モドンオボー(ホブド市全体や、万年雪の山々が見える)
2.電波塔(ハルオス湖全景と、アルタイ山脈の万年雪の山々が見える)
3.ハル・オス湖の野鳥観察台(湖畔から野鳥を見る)
4.マンハン村のイシゲン丘の岩絵(旧石器時代の岩絵を見る)
5.マンハン村 (ザハチン部族が住んでいる)  
午後
6.赤い岩山(巨人ジャーハンズの伝説を紹介)
7.ゼレグ村のセンター (ザハチン部族が住んでいる)
8.ボトイン・エフのオボー(ツァスト山のふもと。明日の登山道と、巨人ジャーハンズの伝説の地を紹介)
9.宿泊地:ツァガーン・デン(遊牧民も登山前に停泊する地)で、テント泊
  牛岩など、巨人ジャーハンズの伝説地を見る
      ※一日の走行距離: 180キロ(車)


二日目 7月23日{木曜日}
遊牧民の伝統的な引っ越しさながらに、ラクダと馬で山をのぼります。
午前
宿泊地ツァガーン・デンを出発 
1.ラクダに荷物を載せ、乗馬や徒歩で登山を始める
2.ボスゴの底(巨人ジャーハンズの伝説の地)
3.下のボスゴ(巨人ジャーハンズの伝説の地)
4.オボー(道中の無事を祈る)
5.ヘブ川の渓谷沿いに進む
6.ヘブ川を渡る
7.ハル・ガノー(いちばんの難所/数十メートルの崖をのぼる)
8.宿泊地:ノゴーン・ノール(ツァスト山の遊牧民の夏営地/標高約2800m)
       2008年度卒業生のアズバヤルさん(幸男さん)の兄弟など、遊牧民のゲルに泊まります。 
    ※一日の走行距離: 10キロ(乗馬トレッキング)


三日目 7月24日{金曜日}
標高3000mの草原で、一日、乗馬トレッキングをします。
午前
宿泊地を出発 
1.ノゴーン湖・ノゴーン湖の滝 (万年雪から流れ出す滝と、緑色に輝く湖)
2.ツァスト山の万年雪の近く
午後
3.ブールグ川の水源(ブールグ川の峡谷や遠方の湖が見える)
4.ズーン・ソブラガ(眼下2000m下の雄大な景色が見える)
5.ハロールオボー(村を守った英雄伝説を紹介)
6.ハロース(東は眼下2000m下に雄大な景色、西には万年雪とノゴーン小湖が見える)
7.ツォヒーン・ウルフ(眼下2000m下に、全日の登山コースの雄大な景色が見える)
8.宿泊地ノゴーン・ノールに戻る
  ※一日の走行距離: 12.5キロ(乗馬トレッキング)
  ※天候により、乗馬トレッキングのコースは変更する場合があります。

四日目 7月25日{土曜日}
今日も標高3000mの草原で、一日、乗馬トレッキングをします。
午前
宿泊地ツァストの夏場を出発
1.ヘブ川渓谷を遡って、ヘブ川の源まで乗馬トレッキング
午後
2.宿泊地ノゴーン・ノールに戻る
     ※一日の走行距離: 10キロ (乗馬トレッキング) 

五日目 7月26日{日曜日}
宿泊地のノゴーンノールで、遊牧民とゆっくり過ごしてください
午前
1.遊牧民の生活を見る
2.乳製品 (家畜のミルクで乳製品を作って見せる)
3.羊を解体する
午後
4.ホルホグを作る(元気が出る料理)
5.パーティーする   
   宿泊地: ノゴーン・ノール

六日目 7月27日{月曜日}
ラクダと乗馬で下山、ホブド市まで車で帰ります。
午前
宿泊地を出発
1.ボスゴの底(ラクダと馬を降り、車に乗り替える)
2.ゼレグ村のセンター
3.マンハン村のセンター 
4.タヒルト盆地(匈奴時代のお墓がある所)
午後
2.ホイトセンヘル川の岩絵 (各時代の岩絵を見る)
3.ホイトセンヘル川の洞窟 (旧石器時代の岩絵を見る。この洞窟に昔の人達が住んでいたと言われる)
4.ホブド市の宿泊地に戻る。 
  ※一日の走行距離: 10km(乗馬トレッキング)、210キロ(車)

全行程5泊6日  全走行距離:432.5キロ ( 車: 390キロ、 乗馬:42.5キロ)

5泊6日のこのツアーの料金は、お一人様78万トゥグルグです。
なお、ツアーの前後のホブド市内の宿泊は、ボヤント川そばにある「ホブドガイド」ゲルキャンプ場で休んでいただけます。
また、ホブド市内観光(景勝地、買い物、博物館など)もご案内できます。
ツアー前後のこれらゲルキャンプ宿泊と市内観光のサービスも含めると、料金はお一人様85万トゥグルグです。
ただし、ホブド市でホテル宿泊をご希望の方は、別途でホテルに直接お支払ください。


このほか、詳しいことについては、指導教官の私まで、直接電話またはメールでお問い合わせください。
電話は、日本からおかけの場合、モンゴル国の国番号976のあと、続けて99737739におかけください。メールアドレスは、i_erdene_i@yahoo.comです。